簡単!作り置きレシピ!
まるでチーズ!!豆腐の白だし漬け
【材料】
・木綿豆腐 1/2丁(200g)
☆白だし 40cc
☆水 100cc
【作り方】
①バットなどの上にキッチンペーパーを敷き、豆腐を乗せて包み、上から豆腐が潰れない程度の重しをして冷蔵庫に入れて水切りをする
(1時間ほどの水切り時間だと柔らかいクリームチーズのような仕上がりになります。丸一日かけるとカッテージチーズのように固めの仕上がりになります。水切り時間によって食感が変わりますので、お好みの固さで作ってみて下さい)
②水切りをした豆腐をお好みのサイズにカットする
③密閉できる袋に豆腐を入れ、上から☆の調味液が豆腐に浸るようにして半日冷蔵庫に入れて味を染み込ませる
【豆知識】
豆腐は、木綿豆腐と絹ごし豆腐の2つに分けられます。どのような栄養の違いがあるのでしょうか?
木綿豆腐は、豆乳ににがりなどの凝固剤を加えてある程度固めたものを、木綿の布を敷いた箱型に流し込み、上から重しをします。水分を切りながら固めて作ります。絹ごし豆腐に比べて水分が少ない分、たんぱく質や脂質が多く、カルシウム、ビタミンEなどが多く含まれています。
一方、絹ごし豆腐は、豆乳を箱型に直接流し込み、そこににがりなどの凝固剤を入れて固めて作ります。豆乳そのものが固められるため、木綿豆腐の豆乳よりも濃厚なものを使います。豆乳をそのまま固めて作るため、水溶性のビタミンB1やB2、炭水化物が多く含まれています。
スーパーには豆腐の値段が40円~300円と値段に差がありますが、どのように違いがあるのでしょうか?豆腐の値段は、使用する原料が国産大豆か輸入大豆かの違いがあります。国産より
輸入品の方が安く作ることができます。
また、凝固剤に何を使うかによっても値段に大きく関係しています。昔ながらの豆腐作りは凝固剤に天然のにがりを使うのが一般的でしたが、現代の安い豆腐に使われているのは、塩化マグネシウムや硫酸カルシウム、グルコン酸などの凝固剤で、天然のにがりよりも安価です。グルコン酸は豆乳が少量でもしっかり固まるので、1丁の豆腐に使う大豆が少量でも作ることができます。
安価な豆腐は良質なたんぱく質が少ないです。価格は高くなりますが、できるだけ国産大豆と天然のにがりで作った豆腐の購入をおすすめします。
今回のレシピは木綿豆腐の簡単作り置きレシピです。冷蔵庫で1週間保存可能です。ぜひ作ってみてください!
アクリアデンタルクリニック 管理栄養士 落合いろは