腸活にはハーブ料理を!
ハーブ薫るチキンソテー
【材料】 2人分
・鶏もも肉 1枚(300g)
・ローズマリー(乾燥) 2枝
・にんにく 少々
・塩 少々
・胡椒 少々
・オリーブオイル 大さじ1/2
【作り方】
①鶏もも肉を食べやすい大きさにカットし、ローズマリーの1枝は枝から外し、もう1枝はそのままにする
②フライパンにオリーブオイルとローズマリー、にんにくを入れ弱火に3分かけ、香り付けをする
③枝付きのローズマリーをフライパンから出し、鶏もも肉の皮を下にして中火で5分焼き、裏返して蓋をして弱火で3分焼き、塩と胡椒をかけて完成!
【豆知識】
最近流行りの腸活を皆さんはしていますか?腸内環境を整えるために発酵食品や食物繊維の多い食品を食事に積極的に取り入れているかもしれませんが、
そのやり方だけでは不十分かもしれません。
良い食事をしても口腔内環境が悪いと腸へ悪影響を及ぼすことがあるからです。
口は腸へつながる消化器官の入り口なので、口腔内環境が悪化して歯周病が進むと腸内環境も悪化するのです。
また、腸内環境や口腔内環境を語る上で欠かせないのがカンジダ菌です。
カンジダ菌は常在菌の1つで、健康な人の腸にも存在します。
しかし、腸内環境が崩れると過剰に増殖し、菌糸という枝を伸ばして腸管内を増殖し
有機酸という物質が放出され、様々な健康被害を及ぼします。
またカンジダ菌が消化管粘膜に対して刺激を与えることで腸の粘膜の穴が開き、
通常は漏れることがないたんぱく質や菌・ウイルスなどが血液中に漏れてしまうリーキーガット症候群と呼ばれる状態を引き起こすこともあります。
リーキーガットを防ぐには、野菜や果物、ハーブなどに含まれるサルベストロールを積極的に摂取することも有効です。
サルベストロールは植物に含まれる天然成分で、特に無農薬の植物に多く含まれます。
植物は病原体であるカビに刺激されると防御反応によってサルベストロールを作り、
感染を防ぎます。しかし、農薬によって病原体を寄せ付けなくなると刺激が減り、植物はサルベストロールを生成しなくなります。
よって、食物にもサルベストロールが欠乏するため、摂取量は100年前に比べ1/10程度まで減っているとも言われています。
今回のレシピはサルベストロールを多く含むハーブを使用したフライパンで簡単にできるチキンソテーです。
ぜひ無農薬のハーブを使って作ってみて下さい!
アクリアデンタルクリニック 管理栄養士 落合いろは